【活動報告書】「お寺ジャズ for kids」開催のご報告
皆さま、こんにちは。
NPO法人アライブ・ラボです。
このたびは「お寺ジャズライブ」にご参加・ご協力いただき、誠にありがとうございました。
本イベントは、地域の子どもたちが音楽を通じて自己表現を楽しみ、世代を越えて人とつながる場をつくりたいという想いから始まりました。
お寺という静かな空間に子どもたちの音が響き、プロの演奏家と即興で音を交わすなかで、間違えても許される、挑戦してみる、その姿を地域の皆さまがあたたかく見守ってくださいました。
いただいた拍手や笑顔、励ましの言葉が、子どもたちにとって大きな自信となりました。 このような体験を地域の“日常の風景”として根づかせていけるよう、これからも活動を続けてまいります。 引き続き、見守り・応援いただけましたら幸いです。 心より感謝を込めて、ご報告とお礼を申し上げます。
1.はじめに
このたびは、善学寺様のご厚意により、子ども向け音楽体験イベント「お寺ジャズ for kids」を本堂にて開催させていただき、誠にありがとうございました。
本イベントは、音楽を通して子どもたちが自分のままでいられる場を地域につくることを目的として企画されたもので、お寺という場の持つ包容力と静けさが、その理念を支えてくださいました。
ここに、活動の概要と記録を下記のとおりご報告申し上げます。
2.開催概要
企画名:「お寺ジャズ for kids」
主催:NPO法人アライブラボ 支援:四国ろうきん 実施日:
・第1回練習会:令和7年4月14日
・第2回練習会:令和7年5月18日
・発表会本番:令和7年5月25日
会場:善学寺 本堂 参加人数:子ども10名、保護者11名、音楽家・運営・ボランティア含め計60名程度
3.活動内容と様子(写真は文末)
4.参加者の声(抜粋)
「間違えてもいいと言ってもらえて、子どもがのびのびしていた」
「音を出すだけで拍手される体験が、うれしかったようです」
「見守る大人の私の方が癒された。お寺という場所もとても良かった」
5.今後の展望とお願い
今回の活動は、単なる一度きりの音楽イベントではなく、アライブラボが継続して取り組んでいる「人と人とのつながりを育む文化の土壌づくり」の一環です。
私たちは、音楽や雑談といった日常的な営みを通じて、子どもも大人も安心して声を出し、思いを共有できるような関係性を地域に育てていきたいと考えています。
それは、“学ぶ”よりも“ともに居る”ことを大切にする場づくりであり、間違えても受け入れられる、そんな温かい空気を日常の中に根づかせていく試みでもあります。
とりわけ、お寺という場所が持つ機能は、非常に大きな意味を持っています。
世代や立場を問わず人が集い、心が静かに開かれていく空間としての力は、子どもたちの音が自然に広がっていく場において、かけがえのないものでした。子どもたちはのびのびと音を出し、大人たちもそれを見守りながら、互いの存在を肯定し合うような時間が生まれました。
今後も、こうした「ありのままの自分でいられる風景」を地域に広げていけるよう、文化や世代をつなぐ活動を続けてまいります。引き続き、見守っていただけましたら幸いです。
6.謝辞
静謐であたたかな貴寺の空間が、子どもたちの心をほどき、自由な音を生み出してくれました。
この場をお貸しくださり、また開催にあたってご理解とご協力をいただきましたこと、心より御礼申し上げます。
引き続き、地域に開かれた文化づくりの実践に取り組んでまいりますので、どうぞ今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。